7月29日は東京で「夏音-Caonne」の公開、
愛知で「早咲きの花」の公開と隆博くんDay!
そんな中で「早咲きの花」の舞台挨拶に隆博くんが参加ということで、
行ってきました、隆博くんの出身地でもある愛知県まで!
管理人が見たのはこの回のみですが、お友達の協力で他の回のレポも書きますよ☆



名古屋について速攻で映画館に行った私。整理番号は40番。
まだ開場に1時間ちょっとあったせいか劇場に人は少なかった。
しかし、開場時間が近づくとどんどん多くなる人。
年齢層を見るとやはりご年配が多いみたいです。
開場時間になり、会場に入り、舞台挨拶もあるし…ということで2列目へ。
1列目も開いてたんですが、映画も見るには辛い…と思って(2列目でもあんま変わりませんが/笑)
映画を見てボロ泣きした後、他を回ってきてくれた友達が舞台挨拶間際に滑り込んでくれたらしく、
一番後ろに立っているのを発見し、「おいで」と手招き。
でも、「間に合うか分からない」と言われてたので
2列目は自分の席しか確保していなかった為、二人揃って席の空いている1列目中央へ。
そして、舞台挨拶開始。
司会の女性が登場し、出演者を紹介し始めた所で気づいた私と友達。
「もしかしてここ来る!?」と慌てて置いてあった荷物をどかす。
そう、出演者さんたちは壇上には上がらず、一列目の前の通路に並んだんです。
…近すぎて落ち着きません(笑)と思っている私たちなんてつゆ知らず(?)舞台挨拶スタートです。
並び順は向かって左から
原作者・宗田理先生、水谷行彦役・北条隆博くん、
「宗田先生は名古屋在住、北条くんは名古屋出身ということで
非常に名古屋に縁のあるお二人でございます。」と入場時に紹介されてました
森屋小枝子役・加藤未央さん、植松真次役・鈴木駿くん
駿くんも名古屋在住のお子さんだそうです。
そして一番右に菅原浩志監督です。

皆さんが揃ったところで一言づつご挨拶。
宗田理先生
「みなさんこんにちは。私がこの映画の一番のことは豊川海軍工廠なんですね。
 豊橋に20年位前にいまして、その時に初めて豊川海軍工廠というのが
 ものすごく酷い目に合ったって言うのを知りまして、
 しかもその事件というのはですね、原爆のですね6日の広島、
 9日の長崎の間に挟まって、現地の人達以外はあんまり知らなかったんです。
 それをどうしても『もっともっと広く知っていただきたい』と
 思って書いたのがこの雲涯(「雲の涯」早咲きの原作の1つ)なんです。
 この雲涯を書くときにいろんな人に会って書こうと思ったんですけど、
 みんな当時の事を思い出すことはイヤだって言ったんですね。
 この映画、皆さんご覧になったと思うんですけど、
 この人達が、大体平均昭和6年ぐらいなんですね。
 私が一番話を聴こうと思ったのはこの人達が50歳過ぎた頃だったんですけど、
 『それは嫌だ。もうあの時のことは思い出すのも嫌だ。』って言われて、
 やっと話してくれたのが60歳になったとき。
 で、60歳になって定年…っていうかになった時に、やっと話してくれたんです。
 それで書いたのがこの「雲の涯」って話なんですが、
 その後、これだけでは足りないと思ってその頃の三河湾の子供たちって言うのは
 どんな生き方と死に方をしたんだろうって事でそれを書いたのが
「子供たちの戦友」(こちらも早咲きの原作の1つ)
 今度の「早咲きの花」って言うものなんです。
 今の子供たちから比べると、ものすごく貧しい暮らしをしながら、みんな元気で、生き生きとしているんですね。
 なぜだろう?今は豊かなのに何で今の子供たちはそうなんだろう?
 お金だけが人間を幸せにするんじゃないってことをこの映画で感じていただければ、
 私は非常に幸いだと思います」



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